今回は直近で大きい大会やイベントが開催されるVALORANTの観戦の仕方についてまとめてみました。
VALORANTをプレイできない方でも、ストリーマーやプロゲーマーのVALORANT配信を見ている方が意外と多いということで、作成してみようと思い立った次第です。
よっしゃー!VALORANTやるぞー!という方よりかは、プレイはできないけどより楽しく観戦したい方向けに最低限の情報をまとめた記事になっていますのでそちらを理解いただいたうえでご覧ください。
まずはルール確認から!
VALORANTというゲームを観戦するうえでは確実にある程度はルールがわかっていないと面白さも半減どころか8割減くらいになります。
ただ
見た感じ敷居高そうだし、そもそもルールなんてどこで見るんだ?
できないし、覚えること多そうだから覚えるの面倒だな、、、
といった感じで、ルールを覚えること自体をやらない方が結構いるようです。
もちろん自分でやるつもりがないなら誰しもがそう思うと思います。
しかし、せっかく貴重な時間を割いて、推しが頑張っている姿を応援したい!と思っているならもう少しだけ時間を使って、ざっくりとでもいいのでルールを覚えちゃいましょう!
ルール概要
※タップまたはクリックで大きい画像が表示されます
本当にざっくりとはこんな感じです。
でも皆さん思ったでしょう?
いや文字多っっ!!
そうなんです。ざっくりとでもこれだけはなんとなくでもわかっていないと、十分に楽しめているとは言えないのです。
一回で覚える必要はないので、ひとまず一度目を通していただいて、そのあと配信を見る。
わからないことがあればまた画像を見てみる。といった感じで覚えていくのがおすすめです。
特に、細かいルールよりも先に試合の流れをつかむことが大事だと思います。
自分の見ている推しは今どこの段階にいるんだ?ということを念頭に置きながら観戦してみましょう。
流れを文字に起こすと
1.エージェントを選ぶ
2.武器や防具、アビリティを買う
3.戦う
4.ラウンドの勝敗が決まる
5.2-4を繰り返す
6.13ラウンド目に攻守交替
7.2-4を繰り返す
8.先に13ラウンドを勝利したら勝ち
だいたいこんな感じです。
当然上記画像では全然説明しきれていない部分が多いのですが、自分が覚えていくうちに興味が出た場合は自分で調べつつ深い部分を覚えていく方がいいかもしれません。
VALORANTはそれほど奥が深いゲームなのです。
何回も言いますが、絶対にある程度のルールがわかっていた方が楽しいので、せっかくなら!ぜひ!と声を大にして言っておきます。
観戦画面には何が書いてあるの?
ざっくりとルールを頭に入れたらいざ観戦!となるのですが、実際に配信画面を見るといろんな情報が書いてあって何をどう見ればいいのやら、、、、。という状態になります。
そんなときにはこちら
※タップまたはクリックで大きい画像が表示されます
今回はにじさんじ所属の葛葉(@Vamp_Kuzu)さんの配信画面をお借りして説明しています。(引用元配信は最下部記載)
ひとまずは上記画像のことを覚えると、ある程度どこに何が書いてあるのかがわかると思います。
また、上記は自分が生存していて戦闘中の画面になります。
では倒されたら?武器やスキルを購入するときは何が書いてあるの?
もちろんこういった疑問も出てくるかと思います。ではまず倒された時の画面については
こんな感じになっています。
これらはここにこんなことが書いてあるのねー。ふーん。くらいで大丈夫です。
※引用元配信
アビリティとマネーシステム
このVALORANTというゲームを語るうえで
アビリティとマネーシステム
はぜったいに外せないと思います。
ルールや観戦画面がある程度わかったら、次は上記二つのことを覚えましょう。
◇アビリティについて
アビリティについてはものすごく大きく分けて5種類の効果のものがあります。
1.視界を遮るアビリティ
これはフラッシュやスモーク、壁などがあたり、敵の視界をくらませて有利に戦闘を運んだり、味方の位置などの情報を相手に取らせないように視界を遮ったりします。
2.通常ではありえない移動ができるアビリティ
これは通常の移動より早く動いたり、一瞬でワープしたりとその移動のしやすさで敵から逃げたり、敵の裏をかいたりと、アイデア次第で無限の使い方ができます。
3.敵の情報を取るためのアビリティ
これはドローンやトラップなどで、敵の位置や動きなどを把握することができます。通常であれば敵の位置などは、視認や足音などを近くで聞くというリスクを取らないとわからないですが、このアビリティを駆使することで、それを安全に行うことができるものです。
4.敵に通常の位置以外からダメージを与えるアビリティ
これはグレネードやショックダーツなどがあげられ、敵と対面していなくてもダメージを与えることができます。通常ではありえない位置からの攻撃で、それ自体で索敵だったり、とどめを刺したり、奇襲をしたりとこれも使い方次第ではかなり効果の幅を持ちます。
5.アルティメットアビリティ
一撃で戦況をひっくり返すことができるかもしれない必殺技です。使うにはたくさんキルしたりデスしたりしなければなりません。
ドラゴンボールで言う元気玉みたいなものです。
とまあ本当にざっくりとしているのですがこんな感じになります。
ただ、実際は1と3の両方ができたり、2と3の両方ができたりするアビリティもあります。
特に、使い方次第では効果も変わってきたりするので、そういったところも面白さの一つになっていると思います。
各エージェントのスキルの細かい効果を知りたい場合は下記公式ページで確認できますのでそちらをご覧ください。
公式HPエージェント一覧:https://playvalorant.com/ja-jp/agents/
◇マネーシステムについて
某FPSにも搭載されていますが、このゲームでも武器や防具、アビリティを使用するためにお金を使用し買う必要があります。
これによって常に公平な状態での戦いということがなくなり、自チームや相手チームのお金がない場合での戦い方があったり、買い方を工夫して1人をものすごく豪華な装備にしてみたりと戦術の幅がかなり広がります。
基本的には1試合ごとにお金がもらえて
試合開始時と攻守交代時 | 800 |
勝利 | +3000 |
敗北 | +1900 |
2連敗 | +2400 |
3連敗以上 | +2900 |
誰かが生き残った状態で敗北 | +1000 |
キル | +200(×人数) |
スパイク設置 | +300(チーム全員に補充) |
オーバータイム開始時 | 5000 |
となっており、誰かが生き残った状態での敗北というのは、上記でも説明していたセーブをした場合になります。
以上のことから自分が次負けたらいくらになってしまって、これとこれとこれは買えて、、、などと色々なことを考えなければなりません。また、マネーシステム関連の用語としてハンドガンラウンドやエコラウンドなどありますが、後述で解説いたします。
用語難し過ぎ問題
配信を見てると
ミッドから上がるから、Aばさみしよう!ドローンでCTとヘブンみてもらって敵確認できなかったら即エントリーするわ!準備しといて!ドローンでジョイかオペ確認出来たら即ローテしよう。
?????ってなりますよね。そりゃそうです。上記にはマップの名称、アビリティの名称、エージェントの略称、武器の略称、行動の名称などが入っています。
用語に関しては本当にちょっとずつ覚えていくしかないので、Twitterに質問が来た用語や、これはよく言っているなーと思う名称をつらつらと書いていきます。
◇マネーシステム関連
・ハンドガンラウンド(ピストルラウンド)
試合開始時と攻守交代時(13ラウンド目)のこと。初期のお金しかもらえてないため、基本的にはハンドガンとアビリティをちょっとくらいしか買えない状態で戦うため。
・セカンドバイ(セカバイ)
ハンドガンラウンドで負けて、お金がないけど、あとのことは考えず無理やり強い武器やアビリティを買うこと。相手は武器がしょぼいと思っていたりするので意表を突くことができたりする。
・エコラウンド
次のラウンドのためにお金を取っておくラウンド。基本的にはあまり何も買わない。
・ハーフバイ(調整バイ)
お金に少し余裕があるので、次のラウンドでも強い装備にできるようにお金を残しつつ買うこと。
・セーブ
明らかに勝てない状況だから、次のラウンドで強い武器を失わないために戦わずに生き残ること。
セーブがばれてしまって、相手が無理やり倒しに来たりすることもあるので油断はできない。
◇勝利画面関連
・WON
通常の勝利
・CLUTCH
1人だけ生き残り、人数が不利(敵が2人以上)の状態から勝利すること
・PERFECT(英語版ではFLAWLESS)
味方が1人も倒されずに敵チームを殲滅すること
・ACE
1人で敵チーム5人全員を倒すこと
・THRIFTY
敵チームよりもクレジット消費が少ない状態(いわゆるエコラウンド)で勝つこと
◇行動関連
・エントリー
AやBなどの目標地点に最初に侵入すること。
・ラーク
1人で行動し、敵の情報を取ったり裏どりをすること。不意を突くこともできるかもしれないが、ばれたらだいたい多対一で倒されてしまうのでリスクが高い。
・ピーク
遮蔽物から体を出して反対側を確認すること。ジャンプピーク(ジャンプしながらピークすること)やショルダーピーク(体をほとんど出さずにピークすること)などがある。
・ローテ(ロテート)
目標地点を変更すること。目標地点に敵が多すぎたり、わざと注意をひかせて一気にローテをしたりする。
・ラッシュ
目標地点を一気に攻めること。
・リテイク
守備側がとる行動で、目標地点にスパイクを設置された後に目標地点を取り返しに行くこと。人数不利で戦うより、いったん下がってみんなでリテイクするなど。
◇マップ関連
・CT(カウンターテロリスト)
某FPSゲームからの名残だが、守備側のリスポーン地点から最速で目標地点につながるポイントのこと。
・ヘブン
マップによって異なるが、だいたい目標地点より高い位置で敵が入ってこられる場所。
・ショート、ロング
目標地点に対して侵入する際の道のりが長いポイントや短いポイント。マップによって異なるし、なんなら人によっても違う。
・ミッド
だいたいMAPのど真ん中のこと。ここからどちらの目標地点にも迎える。
・メイン
敵や味方がよく侵入してくるところ。人によって場所の範囲があいまい。
・バックサイト
攻撃側から見た場合の目標地点の奥側のポイント
・シャワー、マーケット、薪、ランプ、エルボー、ザリガニ、トリプル、、、etc
MAP固有の名称。これに関してはやらないと全部覚えるのは不可能だと思うのでなんとなくでいいと思います。ちなみにZETAがMAPの呼称一覧を作っているように、人によってはVALORANT公式のMAPに記載がある名称以外の名称で呼んだりと、呼び方が千差万別なので、その辺も頭の片隅に入れておいた方がいいかもしれません。
ZETAのMAP呼称一覧:https://zetadivision.com/news/2020/06/12/2118
◇エージェントやアビリティ、武器の呼称関連
これに関してはエージェントやアビリティや武器の種類を覚えるしかありません。
武器の特徴は下記公式ページでも確認できるのでご覧ください
公式HP:https://playvalorant.com/ja-jp/arsenal/
あとがき
いかがでしたか?どう考えても覚えることが多いやろ!と思うかもしれませんが、何回目かわかりませんが、せっかく時間を使うならより楽しく!がいいですよね。
物凄く大きい世界大会や、イベントもたくさん開催されていますが、なかなか手の出しづらいゲームだと思うので、、、。
まずは上記のことをなんとなく覚えてから観戦してみましょう。
※個人での作成のため誤りがある可能性がありますのでご了承ください。
また、画像等の無断転載はおやめください。
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